2010年11月5日金曜日

西新橋 ハングリータイガー

外出の帰り、ランチに虎ノ門大盛りトライアングルの一角・「ハングリータイガー」へ。

この西新橋のお客さん訪問のあとは、ついついお気に入りのつけそば「港屋」に行ってしまいがちである。しかしながらワンパターンはよくないと、本日開拓を決意。予習の成果としてやはりここでは初心者はダニエルということで、迷わずダニエル中盛をオーダー。前回となりのビッグラーメンに行った際にはお客さんの某W氏の勧めるままに「男性専科」をオーダーして撃沈したので、さすがに大盛の選択肢はなかった。



結論、美味しかった。パスタとしてというより、メシとしてうまかった。ボリュームも十分である。

私自身としては大いに「アリ」な味ではあるものの、世間一般的にはイマイチな評価になりかねないかなと感じた。というのも、事前茹で上げの太麺であるここの麺は「パスタ」というよりもまさに「まかないのスパゲッティ」といった風情だから。アルデンテとは全く無縁の、まさにニッポンのスパゲッティ。名古屋が全国に誇る名メニュー・あんかけスパゲティの、予め油をからめてスタンバイされた麺にソースを混ぜるというスタイルと良く似たノリだ。愛知県人としては、非常になじみ深いあのスタイル。僕にはホッとするものではあるが、多分なじみのない方にとってはなにこれ、というカンジなのではないか。でもこの店は混んでいてサラリーマンから圧倒的な支持を受けていた。

中盛で十分なボリュームがあり、むしろ途中で飽きる。粉チーズ、タバスコ、さらには卓上に置いてあったウスターソースと醤油の中間の様な味わいの液体(あれはなんなんすかね?)などかけてあの手この手で食べ進んだ。今度行くならボンゴレコントマ(with トマトの略と思しき)かアラビアータをオーダーしてみたい。他にコンバジというオーダーも聞かれたが、これは恐らく withバジルの略なんだろうと推察。

ただ残念だったのは、名物と思しきおばちゃんの立ち居振る舞い。おばちゃん居なくても店はうまく廻ると思う。僕が行った日は入店時にはまだ居らず、営業時間中に突然現れて、現場の店員さんに対してガナりまくっていて、その声がお客さんである我々にも大いに響きまくっていた。これは非常に気分悪かった。明らかに、彼女は老害になっているのではないか。彼女はそれに気がつかないで、我が物顔で入口を仕切っていた。お客さんも混乱していた。どの常連客も帰り際にオバチャンに声をかけていたから、恐らく名物人間なんだろう。ずっとお店を支えてきたんでしょう。まぁ、どのくらいの功労者であるかは小生の知るところでもない訳だが、人間、引き際を考えねばならないものだとつくづく感じた。

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