食と旅と人のココロ
仕事柄、国内、海外を通じて出張が多い。そんな一人メシを通して遭遇したり思ったりした、人のココロに関する徒然なる記述。「食を通じて感じる人のココロ」をテーマに、ゆるく綴って行きたいと思います。
2011年2月1日火曜日
2010年11月9日火曜日
芝公園 タイ国専門食堂
少し早い時間でも空いているところあるかなーと、会社先輩とAMアポ明け帰りがけにあるいていると、前から気になっていたこのタイ料理屋が11:00からオープンしているのを発見。住友ビルの対面にあって、通常の昼時では行列が出来ていて入れないので、これは良いチャンスと即闖入。
おネェさんが本日限定10食、次はないと思いますとのことでオススメしてくれたカオソォーイ(ビルマ風カレー麺)900円をオーダー。これが実に大当たりで、次はこの店の他のメニューもトライしてみたいと思わせる素晴らしさでした。
特にレッドカレーベースのクリーミーで上品な辛さを身にまとったカレースープの存在感は出色で、恐らくレギュラーメニューのグリーンカレーも相当にうまいハズ。
特に面白いのは、固焼きそば的な麺が上に乗っていつつも、スープ下にはライスヌードルが隠されていると言う、しかけ。上の固焼きそばをばりばりとスープに落としていき、下からライスヌードルを引っ張り上げると最終的には硬軟両麺が交じり合って何ともいえない食感のハーモニーを奏でると言う素晴らしきヌードルアンサンブル!またリピートしてこんどは牛肉ガパオご飯をレポートしたいと思います。いや、グリーンカレーかな?
でもつくづく思うのは、オススメしてくれたおねーさんの心意気。ありがとう!日本では「オススメ」って当たり前な感じですが、海外では「それはお客さんの好みによるから」などと言われてオススメするのを避けられたりするもんね。もちろん後からおまぇウマイ言うたやんけでもマズイやんけと言われたくないんだろうけど、人生には山本一力の小説的世界観が、もっとあって良いよね。
タイ国専門食堂
〒105-0011 港区芝公園2-15-15大国ビル1F
tel 03-3438-2400 日曜定休日
| カオソォーイ |
| バリバリと固麺を落としていくの図 |
特にレッドカレーベースのクリーミーで上品な辛さを身にまとったカレースープの存在感は出色で、恐らくレギュラーメニューのグリーンカレーも相当にうまいハズ。
| 下から現れるライスヌードル! |
特に面白いのは、固焼きそば的な麺が上に乗っていつつも、スープ下にはライスヌードルが隠されていると言う、しかけ。上の固焼きそばをばりばりとスープに落としていき、下からライスヌードルを引っ張り上げると最終的には硬軟両麺が交じり合って何ともいえない食感のハーモニーを奏でると言う素晴らしきヌードルアンサンブル!またリピートしてこんどは牛肉ガパオご飯をレポートしたいと思います。いや、グリーンカレーかな?
でもつくづく思うのは、オススメしてくれたおねーさんの心意気。ありがとう!日本では「オススメ」って当たり前な感じですが、海外では「それはお客さんの好みによるから」などと言われてオススメするのを避けられたりするもんね。もちろん後からおまぇウマイ言うたやんけでもマズイやんけと言われたくないんだろうけど、人生には山本一力の小説的世界観が、もっとあって良いよね。
タイ国専門食堂
〒105-0011 港区芝公園2-15-15大国ビル1F
tel 03-3438-2400 日曜定休日
2010年11月8日月曜日
ポテトチップスの競演
ポテトチップスは小生の大好きな食品のうちの一つである。
スーパーではカルビーか湖池屋で大いに悩む。
カルビーのポテチはスライスが薄く、味付けは日本的である。対照的に湖池屋のそれはスライスはやや厚めであり、味付けはビビッドでカラムーチョに代表される様にとんがっている。
そんな両社の新商品にはすぐに飛びつく。先日はカルビーの素晴らしき商品に出会って感動した。ポテトチップス・カライーがそれである。
味が、とにかくとんがっている。とにかく、八角のニオイがプンプンして、こりゃダメな人はダメだよ、よくもまぁこんなエッジな商品開発したもんだと感心。個人的には大ストライクで、上品な辛さを身にまとったポテチはものの数分でノンストップで食べ切ってしまった。是非ともSPOTに終わらないで継続してもらいたい、よくぞ作った!と拍手を送りたい。
一方でかっぱえびせんでは桃屋とのコラボで「ごはんですよ」、や「キムチの素」味の一挙2フレーバーを販売していて、鼻息の荒さを感じた。トップメーカーであっても、あぐらをかかないこの姿勢は見習わねば。
一方で湖池屋さんはというと、日清食品とのコラボでUNIQUEプロジェクトと称し、UFOやきそば味のポテトチップスを販売。反対にカラムーチョ味の焼きそばUFOも売っているという企画の面白さ。うーん、このポテチ2社の企画対決、すばらしい!アツイぜ。
でもちょっと残念だったのは、UFOポテチの味。キャベツ太郎を髣髴とさせる味わいは、新鮮味に欠けていて、正直これがUFO?と思わざるを得なかった。そういった意味で、今回はカライーに軍配を上げたい。
引き続き、我々消費者を楽しませていただきたい。面白いものはゼッタイに手に取るから!でも最近の内容量少量化の流れは、寂しい限り。もうちっと重くなりませんかねー。ひと袋あたり。
スーパーではカルビーか湖池屋で大いに悩む。
カルビーのポテチはスライスが薄く、味付けは日本的である。対照的に湖池屋のそれはスライスはやや厚めであり、味付けはビビッドでカラムーチョに代表される様にとんがっている。
そんな両社の新商品にはすぐに飛びつく。先日はカルビーの素晴らしき商品に出会って感動した。ポテトチップス・カライーがそれである。
![]() |
| カルビー カライー |
一方でかっぱえびせんでは桃屋とのコラボで「ごはんですよ」、や「キムチの素」味の一挙2フレーバーを販売していて、鼻息の荒さを感じた。トップメーカーであっても、あぐらをかかないこの姿勢は見習わねば。
一方で湖池屋さんはというと、日清食品とのコラボでUNIQUEプロジェクトと称し、UFOやきそば味のポテトチップスを販売。反対にカラムーチョ味の焼きそばUFOも売っているという企画の面白さ。うーん、このポテチ2社の企画対決、すばらしい!アツイぜ。
![]() |
| 日清食品&湖池屋 UNIQUE Project |
でもちょっと残念だったのは、UFOポテチの味。キャベツ太郎を髣髴とさせる味わいは、新鮮味に欠けていて、正直これがUFO?と思わざるを得なかった。そういった意味で、今回はカライーに軍配を上げたい。
引き続き、我々消費者を楽しませていただきたい。面白いものはゼッタイに手に取るから!でも最近の内容量少量化の流れは、寂しい限り。もうちっと重くなりませんかねー。ひと袋あたり。
2010年11月6日土曜日
APAホテルのマーケティング器
私は仕事柄、国内出張が多い。
そんなとき、宿泊するのは必ずAPAホテルと決めている。
インターネットが必ず繋がることと、場所によっては大浴場があること。またなんといっても¥5,000のキャッシュバック制度などが存在するからである。
そんなAPAだが、最近特に感心することがある。それは、APAが宿泊者の層をよく理解していて、そうした層へモノを売り込みたいメーカーに対してマーケティングの門戸を開いているからである。
この写真はジレットの例で、最近松坂大輔をCMに起用しているジレットフュージョンを、男性の宿泊者無償で配布していた。ただしその条件として、アンケートに答えなければならないという。曰く、「あなたは今、電気カミソリ派ですか?マニュアルカミソリ派ですか?」というものと、「シックですか?ジレットですか?」というもの。僕が観察するに、APAの宿泊者は30~40代の男性が殆どだと思うので、このマーケティング調査は非常に効果があるのではないかと思った。
そして、目下シック派である小生にも、このジレットを手に取る機会を与えたのであるからして、これはすごいと。でもあの平坦なカンジ、食い込まないカンジが解消されていなかったので、やはりジレットはないなと改めて感じたのですが・・・。
いやはや恐るべしAPAホテル。骨の髄までしゃぶりつくそうと言うタフネスを、客達はしっかりと受け止めていますよ!そしてその客達がビジネスマンばかりですから、たぶんみな「ほほう」と思っていますよ!これからも宜しくお願いします。
そんなとき、宿泊するのは必ずAPAホテルと決めている。
インターネットが必ず繋がることと、場所によっては大浴場があること。またなんといっても¥5,000のキャッシュバック制度などが存在するからである。
そんなAPAだが、最近特に感心することがある。それは、APAが宿泊者の層をよく理解していて、そうした層へモノを売り込みたいメーカーに対してマーケティングの門戸を開いているからである。
この写真はジレットの例で、最近松坂大輔をCMに起用しているジレットフュージョンを、男性の宿泊者無償で配布していた。ただしその条件として、アンケートに答えなければならないという。曰く、「あなたは今、電気カミソリ派ですか?マニュアルカミソリ派ですか?」というものと、「シックですか?ジレットですか?」というもの。僕が観察するに、APAの宿泊者は30~40代の男性が殆どだと思うので、このマーケティング調査は非常に効果があるのではないかと思った。
そして、目下シック派である小生にも、このジレットを手に取る機会を与えたのであるからして、これはすごいと。でもあの平坦なカンジ、食い込まないカンジが解消されていなかったので、やはりジレットはないなと改めて感じたのですが・・・。
いやはや恐るべしAPAホテル。骨の髄までしゃぶりつくそうと言うタフネスを、客達はしっかりと受け止めていますよ!そしてその客達がビジネスマンばかりですから、たぶんみな「ほほう」と思っていますよ!これからも宜しくお願いします。
2010年11月5日金曜日
西新橋 ハングリータイガー
外出の帰り、ランチに虎ノ門大盛りトライアングルの一角・「ハングリータイガー」へ。
この西新橋のお客さん訪問のあとは、ついついお気に入りのつけそば「港屋」に行ってしまいがちである。しかしながらワンパターンはよくないと、本日開拓を決意。予習の成果としてやはりここでは初心者はダニエルということで、迷わずダニエル中盛をオーダー。前回となりのビッグラーメンに行った際にはお客さんの某W氏の勧めるままに「男性専科」をオーダーして撃沈したので、さすがに大盛の選択肢はなかった。
結論、美味しかった。パスタとしてというより、メシとしてうまかった。ボリュームも十分である。
私自身としては大いに「アリ」な味ではあるものの、世間一般的にはイマイチな評価になりかねないかなと感じた。というのも、事前茹で上げの太麺であるここの麺は「パスタ」というよりもまさに「まかないのスパゲッティ」といった風情だから。アルデンテとは全く無縁の、まさにニッポンのスパゲッティ。名古屋が全国に誇る名メニュー・あんかけスパゲティの、予め油をからめてスタンバイされた麺にソースを混ぜるというスタイルと良く似たノリだ。愛知県人としては、非常になじみ深いあのスタイル。僕にはホッとするものではあるが、多分なじみのない方にとってはなにこれ、というカンジなのではないか。でもこの店は混んでいてサラリーマンから圧倒的な支持を受けていた。
中盛で十分なボリュームがあり、むしろ途中で飽きる。粉チーズ、タバスコ、さらには卓上に置いてあったウスターソースと醤油の中間の様な味わいの液体(あれはなんなんすかね?)などかけてあの手この手で食べ進んだ。今度行くならボンゴレコントマ(with トマトの略と思しき)かアラビアータをオーダーしてみたい。他にコンバジというオーダーも聞かれたが、これは恐らく withバジルの略なんだろうと推察。
ただ残念だったのは、名物と思しきおばちゃんの立ち居振る舞い。おばちゃん居なくても店はうまく廻ると思う。僕が行った日は入店時にはまだ居らず、営業時間中に突然現れて、現場の店員さんに対してガナりまくっていて、その声がお客さんである我々にも大いに響きまくっていた。これは非常に気分悪かった。明らかに、彼女は老害になっているのではないか。彼女はそれに気がつかないで、我が物顔で入口を仕切っていた。お客さんも混乱していた。どの常連客も帰り際にオバチャンに声をかけていたから、恐らく名物人間なんだろう。ずっとお店を支えてきたんでしょう。まぁ、どのくらいの功労者であるかは小生の知るところでもない訳だが、人間、引き際を考えねばならないものだとつくづく感じた。
この西新橋のお客さん訪問のあとは、ついついお気に入りのつけそば「港屋」に行ってしまいがちである。しかしながらワンパターンはよくないと、本日開拓を決意。予習の成果としてやはりここでは初心者はダニエルということで、迷わずダニエル中盛をオーダー。前回となりのビッグラーメンに行った際にはお客さんの某W氏の勧めるままに「男性専科」をオーダーして撃沈したので、さすがに大盛の選択肢はなかった。
結論、美味しかった。パスタとしてというより、メシとしてうまかった。ボリュームも十分である。
私自身としては大いに「アリ」な味ではあるものの、世間一般的にはイマイチな評価になりかねないかなと感じた。というのも、事前茹で上げの太麺であるここの麺は「パスタ」というよりもまさに「まかないのスパゲッティ」といった風情だから。アルデンテとは全く無縁の、まさにニッポンのスパゲッティ。名古屋が全国に誇る名メニュー・あんかけスパゲティの、予め油をからめてスタンバイされた麺にソースを混ぜるというスタイルと良く似たノリだ。愛知県人としては、非常になじみ深いあのスタイル。僕にはホッとするものではあるが、多分なじみのない方にとってはなにこれ、というカンジなのではないか。でもこの店は混んでいてサラリーマンから圧倒的な支持を受けていた。
中盛で十分なボリュームがあり、むしろ途中で飽きる。粉チーズ、タバスコ、さらには卓上に置いてあったウスターソースと醤油の中間の様な味わいの液体(あれはなんなんすかね?)などかけてあの手この手で食べ進んだ。今度行くならボンゴレコントマ(with トマトの略と思しき)かアラビアータをオーダーしてみたい。他にコンバジというオーダーも聞かれたが、これは恐らく withバジルの略なんだろうと推察。
ただ残念だったのは、名物と思しきおばちゃんの立ち居振る舞い。おばちゃん居なくても店はうまく廻ると思う。僕が行った日は入店時にはまだ居らず、営業時間中に突然現れて、現場の店員さんに対してガナりまくっていて、その声がお客さんである我々にも大いに響きまくっていた。これは非常に気分悪かった。明らかに、彼女は老害になっているのではないか。彼女はそれに気がつかないで、我が物顔で入口を仕切っていた。お客さんも混乱していた。どの常連客も帰り際にオバチャンに声をかけていたから、恐らく名物人間なんだろう。ずっとお店を支えてきたんでしょう。まぁ、どのくらいの功労者であるかは小生の知るところでもない訳だが、人間、引き際を考えねばならないものだとつくづく感じた。
2010年10月18日月曜日
名古屋 味仙
2010年10月14日木曜日
京都 中書島 矢野
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